シンガポールのインディペンデントのリサーチラボ"Atelier HOKO"が刊行している科学雑誌、『Science of the Secondary(取るに足らない科学)』の最新刊が届きました。
「日常経験に存在する、取るに足らない事柄について問いを立て、明らかにする。」ことを試みる科学雑誌、今号のテーマは、「トイレットペーパー」。
日々の暮らしの中で誰もが手にする「トイレットペーパー」について、形状や素材、なぜロールなのか?、折り方、拭き方、様々な視点からリサーチしていく。
トイレットペーパーの印象を左右するパッケージのデザインやテキストにも、疑問を持ち、掘り下げていく。
その視点は、「切り取り線」にも。
読み始めると止まらない、好奇心を揺さぶられる一冊。日本語訳の冊子付きです。
トイレというプライベートな空間で起こる「トイレットペーパー」との向き合い方について、真剣に探求する一冊。読後に余韻が残るユーモアを感じる科学雑誌です。