2015年に創刊したスノーカルチャーマガジン『Stuben Magazine』の第3号。表紙絵は、「白の世界」を追求した昭和から平成を代表する洋画家、富岡惣一郎が描いた長野から新潟を流れる冬の信濃川です。
歴史ある日本の滑走文化を誇りに、雪国からの感性、創造力を発信するスノーカルチャーマガジン。今号では、雪深い風土から生まれる文化、芸術、スキー&スノーボード、暮らしを特集しています。
グラフィックデザイナーの栗谷川健一の特集ページ「栗谷川健一と北海道の冬」。1950年代から手掛けた北海道のポスターには、多くの雪景色が登場している。こちらはオリンピック招致のポスター「ジャンプ 」「スキーの源流」。力強いタッチが印象的で、雪国の厳しさと共に美しさも感じられるポスターです。
「雪国の食と暮らし」のページでは、自然と向き合い、”食”について真剣に取り組む人々をご紹介しています。
マガジンのタイトル『stuben』の由来にもなった、オーストリアのスチューベンにあるホテルの滞在記も掲載されています。その他、山形の蔵王や長野の白馬など、雪国の素敵な宿も写真と共にご紹介されています。
北海道が世界に誇るスキーリゾート地・ニセコ発信のスノーカルチャーマガジン。改めて、雪や自然の美しさを感じることができる1冊です。