シンガーソング絵本ライター・中川ひろたか作の「はじめてのテツガクシリーズ絵本」、今回のテーマは『うそ』。画家のミロコマチコさんが描く、躍動感のあるタッチと、鮮やかな色彩を放つ挿絵も魅力。
「うそつきは、ドロボーの はじまりって いわれるけど うそを ついてない ひとなんて いる?」
どんな時に人は嘘をつくのか、様々な「うそ」の場面が描かれています。
たまには、こんな素敵な「うそ」もつく。
「しんじていれば ほんと?しんじてなければ うそ?」
大切な弟のためにつく「うそ」もある。
「よく おもわれたいとき/おこられたくないとき/きらわれたくないとき/かなしませたくないとき/ほんとうらしく みせたいとき/なにかを まもりたいとき/ひとは うそを つく。」
「うそ」について、とことん考える絵本。小学生から大人まで、親子で一緒に楽しめる一冊です。