2015年に創刊したスノーカルチャーマガジン『Stuben Magazine』の第5号が届きました。第5号の表紙は、本号でも特集されている北海道にゆかりある版画家、一原有徳氏の作品です。
第5号は、美しい写真と共に、Stuben Magazineの本拠地でもある北海道を特集しています。
1972年に札幌で冬季オリンピックが開催され、その後も、ノルディックスキー文化が根付いている北海道。スキージャンパーの葛西紀明選手を始め、多くのトップアスリートを輩出した下川町や、クロスカントリースキーの強豪校がある音威子府町など、今もスキー文化を支え続ける人々の様子を丁寧に紹介しています。
こちらは、リレハンメルオリンピック金メダリストの阿部雅司さんによる、小学校でのクロスカントリースキー授業の様子。豊かな自然環境のなかで生まれたスキー文化が、未来へ引き継がれる姿をとらえた一枚です。
北海道を代表する版画家、一原有徳氏は、版画家として世界に名を遺していますが、山を愛する登山家としても知られています。本号では、一原有徳氏の登山家としての顔や、山をモチーフにした作品も紹介され、一原氏の新たな魅力を知る貴重な機会になっています。
その他、「北海道の未来を考える」と題し、北海道に根を下ろし、今を生き、また未来を見据えて活動する人々も紹介しています。
北海道が世界に誇るスキーリゾート地・ニセコ発信のスノーカルチャーマガジン。改めて、雪や自然の美しさを感じることができる1冊です。