2015年に創刊したスノーカルチャーマガジン『Stuben Magazine』の創刊号です。創刊号の表紙は、1950年代、スキー写真というジャンルが確立されてない時代に小谷明氏が4×5インチの大判カメラで写した美しいシュプールをとらえた一枚。
本のタイトルにもなっている”Stuben”は、オーストリア・アールベルグにある小さな村の名前です。表紙を開くと、美しいアールベルグの雪山が目の前に広がります。
”Stuben”は、アルペンスキーテクニックを確立させたハンネス・シュナイダーの故郷でもあり、本号では「ハンネス・シュナイダー物語」と題し、スキーの神様と称されたシュナイダーの来日の様子を、貴重な写真と共にご紹介しています。
スキー文化には欠かせない山小屋、90年ほど前から札幌近郊に存在する山小屋を歩き、登山家やスキーヤーを見守ってきた歴史に思いを馳せる。
その他、モデルのKIKIが、雪の冨山を旅し、豊かな自然のなかで穏やかに暮らす人々を訪ねる旅の様子もご紹介しています。
北海道が世界に誇るスキーリゾート地・ニセコ発信のスノーカルチャーマガジン。改めて、雪や自然の美しさを感じることができる一冊です。