「みんな本当は、何食べてるの?」特別な日ではない、気取らない「いつもの食事」の風景をお届けする一冊、『恥ずかしい料理』です。
登場人物は、ベテラン夫婦や子育て中の働くお母さん、季節料理店を営む店主や一人暮らしの女性など様々。「いつもの料理」が生まれていく日々の暮らしが、ありのままの姿と共に描かれています。
それぞれの家庭から生まれた食事のレシピも、詳しく掲載しています。どれも、いつも冷蔵庫にあるような材料で作ることができ、大いに参考になります。
こちらは、70年代カルチャ−をこよなく愛するご家庭の一コマ。個性が際立つ生活空間にも引き込まれ、隅々まで眺めたくなる写真も魅力。
ありのままの姿をとらえた日常が描かれています。
「日常の食事にこそ、手触りのある物語が宿る。」
なんでもない日常が愛おしくなる一冊です。