東京を拠点に、様々な手法で絵本のおもしろさを伝える「ニジノ絵本屋」さんが作った絵本、『野心家の葡萄』です。
果物屋のおじいさんに大切に育てられた葡萄が、自分の置かれている環境に満足せず、野心を燃やす物語。
ある日、果物屋の葡萄を、お腹を空かせた鳥(からす)がぱくり。
果物屋から旅立った葡萄が、様々な出会いと別れを経験していきます。
旅の最後にたどり着いたのは、世界一有名な葡萄畑。一粒の葡萄は、何を思うのか。
「日本ブックデザイン賞2018」のブックデザイン・パブリッシング部門にも入選した美しいデザイン、手にしたときの紙の質感も魅力です。
子どもから大人まで楽しめるバイリンガル絵本。贈り物にもおススメです。