写真家・川内倫子さんの写真集、『やまなみ』。滋賀県にある障害福祉事業所の「やまなみ工房」に通い続け、3年の歳月をかけて完成させた一冊です。
カバーは2種類ございます。
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「やまなみ工房」は、1986年に滋賀県甲賀市に開設され、現在88人が通所し、創作活動に取り組みながら、日々過ごしています。写真集では、工房で過ごす人々の日常の姿が、川内さんの視点で綴られています。

　　　　　
　　　　　

人々の心が通い合う風景。

　　　 　
　　　　　

一針一針紡ぐ姿。ラインドローイング。制作という日常。

　　　　　

季節の移ろいを感じる景色から、工房を取り囲む土地の豊かさも感じる一枚。

　　　　　
　　　　　

厚みのあるボード紙とクロスが施されたドイツ装の美しいデザインも魅力です。

　　　 　
　　　　　

川内さんが「自分が自分であるだけでいい場所」と称する「やまなみ工房」。美しい情景と共に、生きる豊かさを感じられる写真集です。