誰かの生き方が気付きになる、情報ではなく情緒が動くような媒体『nice things.』。今号(issue 73)の特集は、「風景も 時間も 幸せも 包み込む。 お菓子の詩。」です。
ひとつひとつが宝石のように美しいお菓子たち。どのお菓子にも、地元の素材や風景、人との繋がりが、詩を編むように、大切に織り込まれています。
北海道からは、二つのお店が紹介されています。
ニセコ町に工房を構えるuqwaltz(ウクワルツ)。植物のエネルギーや自然の恵み、そして、それを届けたいという店主の想いが、シンプルな焼き菓子に込められています。
由仁町の古民家で店舗を営む「三好焼菓子店」。”お客さんが残念な気持ちで帰らないよう、どんなときでも焼き菓子を切らさない”という、店主の三好さんご夫妻の温かなお人柄も伝わるインタビューです。
連載「おいしい、って、どこ、から」は、札幌市簾舞にある、"喫茶 食事 道具 のお店" 「五風十雨」の五十嵐阿実さん。北海道の豊かな自然や文化を伝えるつなぎ手でありたい、という五十嵐さんの想いが綴られています。
”自分”も”ヒト”も、モノづくりにかかわる皆の喜びを大切にしたいという、作り手の想いを感じる『nice things. 73』。美味しいお菓子と一緒に、ゆっくりと味わっていただきたい一冊です。
当店では、nice things.のバックナンバーもお取り扱いがございます。合わせてご覧ください。