札幌在住のデザイナー、岡田善敬さんが構成を手がけ、恐竜学者の小林快次さんが監修を手がけた新感覚の”ぬりえ”、『恐竜 骨ぬりえ』です。
「調べ、考え、想像して、思いっきり骨をぬりつぶす!」、全国13の博物館にいる18種類の恐竜の全身骨格が掲載されています。下絵をぬりつぶす”ぬりえ”ではなく、骨格を基に、恐竜を想像し、肉付けをしていくというユニークな”ぬりえ”です。
図鑑や絵本で見る恐竜は、様々な研究を基に、想像して描かれています。恐竜を知りつくした小林先生のアドバイスを参考に、形や色を想像して、描いてみましょう。
各ページには、モノクロの骨写真が掲載されています。クレヨンや色鉛筆、ペンなど様々な画材をつかって、想像する楽しさを体感できます。
ブックカバーの内側を開くと、札幌市円山動物園などのご協力で作られた「生き物パーツ図鑑」が現れる素敵なしかけも。今生きている動物からヒントを得て、恐竜の祖先に思いを馳せながら楽しむことができます。
9歳の男の子は、「生き物パーツ図鑑」に掲載されている”キリン”や”キオビヤドクガエル”の装飾、模様を重ね、獲物を探している「デイノニクス」を描きました。
巻末には、”ぬりえ”に出てくる恐竜たちに出逢える13の博物館もご紹介されています。
子どもから大人まで楽しめる新しい”ぬりえ”、贈り物にもおすすめです。