西荻窪のギャラリー「もりのこと」の小冊子、『ちいさないきものと日々のこと』です。2018年の2月1日から12日に開催された企画展、「君と暮らせば〜ちいさないきものと日々のこと〜」のために作られた一冊です。
「ちいさないきもの」と暮らす、暮らしていた15人それぞれの思いが綴られたエッセイ集。その一人でもあるライターの渡辺尚子さんの「ことば」に、「もりのこと」が共感し、この企画展が生まれました。
「いきものとの暮らしは、
さもない毎日が楽しいし、
いなくなってからもまた、
思い出すことがたくさんあって、
良いものだと思う。」
大切な家族でもある”いきもの”との出逢い、過ごした日々、今共に生きている日々が綴られています。
挿画は、画家の片桐水面さん、装丁は、「信陽堂」の丹治史彦さんのデザイン。
カラーの装画は、原画の雰囲気をそのまま感じて頂きたいという思いから、冊子本体とは別に印刷し、一枚一枚手で貼り込まれています。ざらっとした手にしたときの温かな紙の質感も魅力です。
もりのこと文庫1『ちいさないきものと日々のこと』の第2弾、「君と暮らせば」もお取り扱いしております。
悲しいことも、嬉しいことも、何でもない幸せも、ちいさないきものに寄り添う日々が綴られている一冊です。