札幌在住の絵本作家、ゆみカタリーナさんが描いた絵本『まっしろドードー』。やんちゃで可愛いドードーが、絵本いっぱいに遊びながらいたずらをする、ゆかいでふしぎなストーリーです。
ボサボサのしっぽに、小さな目、長いくちばし。ちょっととぼけた表情が、なんとも可愛らしいまっしろドードーが主人公です。
よる、アンちゃんがぐっすりねむったあと、まだねむくないまっしろドードーはベッドからぬけだします。
クレヨンをみつけたまっしろドードー。
クレヨンで遊ぶと、クレヨンドードーが生まれます。
キッチンでみつけたはちみつをつまみ食いすると......
今度は、はちみつドードーが!
いたずらをしながら、どんどん増えていくドードーたち。遊びに夢中になっていると、最後には......
いたずらの先には、ちゃんと結果がまっているもの。やんちゃなドードーたちは、そんな大切なことを教えてくれています。
「まずは何でもやってみてごらん」、「あなたのやることには意味があるんだよ」という、ゆみカタリーナさんから子どもたちへのメッセージが込められた絵本。
ストーリーには、あえて説明をつけず、想像をするための"余白"がたくさん残されています。
「まっしろドードーは、ペットなのかな?ぬいぐるみなのかな?」「まっしろドードーは、どうして増えるんだろう?」
絵本を読みながら、お子さんと一緒に想像を膨らませたり、オリジナルのストーリーを足してみたり。ぜひ、自由な心でお楽しみください。