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あらすじ
札幌在住の作家、すずきまいこさんの初めての絵本。戦時中の動物園で行われた猛獣処分について、その事実を調査している三上右近さんが、すずきさんがボールペンで描くクマの作品を知り、共に制作した絵本です。

ある日、戦時中に飼育員の仕事をしていたおじいちゃんは、孫のけんじに、世話をしていたクマの親子のニコーとリコーのついて、語り始めました。

戦時中は、空襲で猛獣たちが逃げ出す危険を回避するため、あちこちの動物園で、ライオンやクマ、ゾウなど多くの動物たちが次々に殺されていきました。

わが子のように大切にしていたクマの親子を、その手で殺さなければならなかった飼育員さんの苦しみ。その辛い記憶を、大切な孫に聞かせるおじいちゃん。

人間たちが起こした戦争に巻き込まれ、罪のない動物が殺されなければならなかった悲しい事実。後書きには、その事実が年表にまとめられ、掲載されています。

この本の元になった資料を提供した三上右近さんは、こう言います。「動物園は平和そのものである」。戦争を知らない子どもたちに、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える貴重な絵本です。
詳細
- 商品名ぼく生きたかったよ…くまのおやこニコーとリコー
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サイズ210 × 255 mm
36p - 出版元かりん舎
著者/つくり手
- 絵と文:鈴木麻衣子
- 1984年札幌生まれ。2006年池袋創形美術学校ビジュアルデザイン科卒業。クマのボールペン画を描き、札幌市内のギャラリーを中心に作品を発表。2013年、戦争中の動物園の記録を調べていた三上右近さんと共に「ぼく生きたかったよ…くまのおやこニコーとリコー」の初めての絵本を作る。
- 解説:三上右近
- 1964年北海道生まれ。戦時中に行われた猛獣処分について強い憤りを感じ、2007年から戦前及び戦後までの動物園を研究。コツコツと資料を集め、その集大成をまとめている最中です。
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戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える絵本
ぼく生きたかったよ・・・
¥1,100税込


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